分かりやすい文章は構造次第! ―分かりやすい文章の書き方(1)

就活生のみなさんは、文章を書くことに比較的慣れているのではないでしょうか。
受験で小論文の書き方を学んだ人、卒業論文を書いている人もいらっしゃるかもしれません。
ただ、就活で書く履歴書や自己PR文は論文とまったく同じとはいきません。

そこで、3回にわたり、企業や組織の採用担当者など
「ビジネスパーソンの読み手」を意識した履歴書や自己PR文を書くときの
ポイントをご紹介します。

第1回目の今回は、分かりやすい文章の「構造」についてお伝えします。

■内容が分かるタイトルをつける

読み手はタイトルを見て、その先を読むかどうか判断します。
パッと見て書かれている内容が推測できるタイトルを考えましょう。
書式が定められていない場合は、冒頭にはっきりと「自己PR」などと記載しましょう。

■一文は短く、全体は適量に

読みやすい一文の長さは、40~50字程度です。
慣れないうちは、書いてみてから実際に文字数を数えてみましょう。
面接で話すことを想定しながら書く場合は、
「1分間で説明できるのは200字程度」と覚えておくと便利です。

■重要なポイント以外は徹底的に削る

最も伝えたいポイントがすぐにわかるように、それ以外の箇所は徹底的に省きましょう。
書類で知りたいのは、簡潔な内容です。
重要なポイントさえ伝えておけば、詳細は面接時に話すことができます。
読み手にとって、要点が分かりやすいことがもっとも大切です。

■主語と述語があり、両者の関係が明確である

一文の中で、主語と述語だけを読んでも意味が成り立つ文にしましょう。
主語が混在しないことも重要です。文章が長いと主語と述語が合わなくなりがちです。

<悪い例>
私は、英語のサークルに所属していますが、
東京駅や浅草駅へ行くと、外国人がよく道に迷っています。そこで、・・・。

<良い例>
私は、英語のサークルに所属しています。
東京駅や浅草駅へ行くと、外国人がよく道に迷っています。そこで、・・・。

上記の文は、主語と述語の関係に矛盾が生じています。
最初の主語は「私」ですが、後半の文章では主語が「外国人」に変わっています。
短く文章を区切ると良いでしょう。

まずは、読み手に「読みやすく、内容が入ってくる!もっと読みたい!」と
思ってもらえるような文章の構造についてお話しました。

一つひとつのポイントは、言われてみれば「たしかに」と納得できる内容かと思います。
文章を書くのが苦手・・・という方も、まずはここから自分の文章を
見直してみるのがおすすめです。

次の記事はこちら↓
履歴書、自己PRの内容は具体的かつ正確に! ー分かりやすい文章の書き方(2)