上司との付き合い方 ―社会人ってどんな感じ?(4)

■上司は新人を心配している

皆さんは、入社すると「相手の立場に立って考えることが大事」と教わります。
でも上司が何を考えているのかなんて、なかなか想像もできないですよね。
実は、新人のことをすごく心配しているんですよ。

・職場になじんでいるか
・ちゃんと仕事は与えられているか(やることがなくてぼーっとしていないか)
・トラブルを抱えていないか、まずいことを隠してはいないか
・どんなモチベーションで仕事をしているのか

意外でしたか? 上司はこんなことを考えているんです。
確かに、一般的には、上司は仕事に厳しいものです。
そのため、威圧的な雰囲気をかもし出す人も少なくありません。
しかし同時に、新人に対しては大きな期待を寄せ、温かい目で見守ってくれる存在でもあります。

■上司への気遣い

では、どうすることが上司への気遣いになるのでしょうか? 
今回は特に「コミュニケーション」についてお伝えします。

その1.礼儀・挨拶を欠かさない

上司・先輩への挨拶は毎日欠かさず行いましょう。
職場に入った時に大きな声で「おはようございます」と挨拶していたとしても、
直属の上司や先輩には自席の近くに着いてから改めて挨拶をするのが礼儀です。

また上司や先輩に何かアドバイスを受けたり、
こちらの質問に答えてもらったりした場合には、必ず「ありがとうございます」と添えます。

「明日の会議の資料をメールで送ってあるから、先に目を通しておいて」と
言われたときに、「はい、かしこまりました」とは言えても
「かしこまりました。ありがとうございます」と言える人は少ないものです。

その2.上司・先輩も気を遣ってくれていることを忘れない

上司・先輩も、忙しい業務の合間を縫って、
新人が一日でも早く職場や業務に慣れるよう、
積極的にコミュニケーションをとってくれています。
新人はそれに対して消極的な態度をとらないように気をつけなければなりません。

「あ、そうなんですか……」
「それはちょっと知らないです……」
「あんまり興味がないんで……」

など、ネガティブな発言をしてしまうと、上司や先輩をがっかりさせてしまいますし、
「あいつは物事に後ろ向きだ」と思われてしまいます。

その3.質問の意図を考えて回答する

また、上司はさまざまな質問で、新人の状況を確認しています。
「最近、週末はどういうふうに過ごしている?」という何気ない質問にも、
「ちゃんと身体を休ませているだろうか」
「気分転換してリフレッシュできているだろうか」などの意図があるかもしれません。

「プライベートにまでつっこまれるのか」とむっとせずに、
「ありがとうございます。充分に休んでおります」
「まとめて掃除や洗濯をしてスッキリしました」などと答えると、
印象もぐっと良くなるのではないでしょうか。

些細なことばかりとはいえ、非常に大切な上司への心配りです。

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