LGBT本人として振り返る就職活動 -LGBTの就活を考える(1) | らしく

LGBT本人として振り返る就職活動 -LGBTの就活を考える(1)

■LGBT本人として振り返る就職活動

2015年ごろから社会の中でLGBTと言う言葉が使われるようになりました。
さまざまなメディアがダイバーシティという表現で、LGBTについても、
多様性の1つとして正しい理解を持つよう、世の中が企業や働く人に対して促進を始めました。

これを書く私自身、LGBT本人です。
人事や採用に携わる仕事をしているので、LGBTの就活についても
相談を受けることが多くなりました。

私自身の経験を振り返ると、やはり就活は不安と葛藤でいっぱいでした。
私が就活していたのは上述した2015年よりも前の事なので、
まだ世の中にLGBTという言葉も浸透していないばかりか、
私自身がこの4文字のアルファベットを理解していませんでした。

それでも、いわゆるマジョリティー(多数派)とは違う自分がいます。

結果的に私は、就活中は一切カミングアウトはせず、
入社した会社で2年ほど自身のことを打ち明けない「クローゼット」の状態で仕事をして、
「そろそろ打ち明けてもいいかな」と思えたタイミングで、
まずは周りの同僚から順番にカミングアウトしていきました。

■自分らしく働く職場や活動の場はある

そんな私の経験からお伝えすると、
レズビアン(L)であろうと、ゲイ(G)であろうと、
バイセクシャル(B)であろうとトランスジェンダー(T)であろうと、
そのことを気にせずに一緒に働いてくれる人は世の中にはたくさんいます。

最近では、男性・女性のいずれの性の立場もとらないXジェンダーを公言する人や、
性自認や性的指向が定まっていないQuestioning(クエスショニング)の人もいます。

カミングアウトをしたばかりの頃は驚かれたり、
「どういうこと?」と訊かれたりすることもありましたが、
幸いなことに、私の周りにはマイノリティーであることを理由に、
嫌がらせやハラスメントをしたり、私を仲間外れにしたりするような人はいませんでした。

むしろ、現実は、その逆でした。
「お互いにきちんと仕事して、評価されるなら、
 あなたがLGBTであろうと、なかろうと、大した問題じゃない」
そう言ってくれる仲間(アライ)がたくさんいました。

だから社会人の先輩として、
「自分らしく働く職場や活動の場はある」
ということをお伝えしたいと思っています。

次の記事はこちら↓
LGBTの学生と話していて思うこと -LGBTの就活を考える(2)

就活生の持つ"自分らしさ"と、
企業で働く社員の"自分らしさ"をマッチング

「らしく」は、「自分らしく働く、を応援しよう」から命名した、新しいサービスです。「らしく」は、就活生の持つ”自分らしさ”と、企業で働く社員の”自分らしさ”をマッチングさせ、就活生の皆さまに、満足度の高い就職活動を実現していただくことを目指しています。