一般消費者には見えにくい企業にも目を向ける ―様々な切り口で会社や仕事を見てみることの大切さ(2)

■なじみのある企業以外にも・・・

例えば全国展開しているショップを例にとってみましょう。
「あのショップの会社に就職したい」と思うときには、
そのサービスやブランドイメージはとても明確です。
なぜなら私たちは皆、その企業の個人消費者だからです。

そのショップで販売されているさまざまな商品。
それらを製造するメーカーも、おそらく皆さんにとってなじみのある企業です。

では、店舗の窓ガラスを作っている会社の名前を、
皆さんはすぐに思い浮かべることができますか?
あるいは、ショップの床(フローリング材)、こちらはいかがでしょう。

あるいは、店員が着ている制服やエプロン。
これらを作る会社を、皆さんは知っていますか?

■B to Bというビジネスに目を向ける

世の中の企業は、営業・販売する顧客ターゲット応じて、
「BtoC」(Business to Customer)
あるいは「BtoB」(Business to Business)と区別されます。

「BtoC」は個人消費者向けにサービスや商品を展開する企業。
そのため学生でも会社名やサービス名を知っていることが多いものです。
就職活動を始めるときには、これらの企業がおのずと目に入ってくるのは、自然な流れです。

一方で、世の中には会社を顧客ターゲットとした「BtoB」のビジネスがたくさんあります。
店舗の床材やガラス、棚、照明器具、店員の制服やエプロン・・・
これらを提供する会社は、一般消費者である私たちには見えにくいかもしれませんが、
世の中を構成するためには必要不可欠であり、そこには必要不可欠な人材がいます。

一人ひとりにキャリアがあり、人生があり、ストーリーやドラマがあります。
いずれの会社にも、自分らしく活躍する社会人がたくさん働いているのです。

学生として過ごしてきた日々にはあまり「縁」を感じない会社かもしれませんが、
知らないうちにお世話になっている、そんな会社もあるのではないでしょうか。

ちょっと世の中を見まわしてみてください。
身の回りの物やサービス、目に飛び込んできたものに目を向けて、
それらが何という会社の商品なのか、どんな会社のサービスで成り立っているのかを、
調べてみるのも面白いかもしれません。

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利益から会社を見る ―様々な切り口で会社や仕事を見てみることの大切さ(3)