自分で決める ―働く女性のリアルボイス特集(2)前編

新卒で入社した同期の田村さん(仮名)と岡山さん(仮名)は、今年で入社6年目。
ふたりとも早くからキャリアプランを描いていましたが、
キャリアに対する考え方と、ご自身のアプローチは正反対とも言えるものでした。

■状況を想定して、多くの選択肢を持っておく

自分のキャリアに関わる可能性のある、あらゆる状況を事前に想定している田村さん。
会社が倒産してしまったらどうするか?
家族に何かがあったら、どうなるのか?
田村さんは、考えられるパターンをすべて洗い出し、「自分の選択肢」として手に入れたうえで、
自分が自主的に何を選ぶかが大事だと語ります。

「大げさに聞こえるかもしれませんが、想定できる最悪の状況は『自分が死ぬ』ことです。
次に、『病気になる』、『事故に遭う』――
皆、びっくりするようですが、万が一、そうなった時に、
自分ならどうするかを常に考えています。

私は今、未婚ですが、結婚についても、キャリアの中の選択肢の1つにしか思っていません。
ただ、結婚という選択肢を選ぶのが20代なのか50代なのか…
それぞれのケースについて想定しています。

私にとって大事なことは、その状況に置かれた時の自分が、その中から何を選びたいかです。
選びたいものを選べるように、日々の暮らしの中で、
可能な限り、選択肢を増やしておくことが大切だと考えています」

■目指すものからの逆算

一方、岡山さんは叶えたい目標から逆算して、今しておくべきことは何か、を考えています。

「例えば、親が元気なうちに孫を見せたいと思ったら、逆算して『今すぐ結婚だ』となります。
 事実、そういった考えから、他の同期と比べると若いうちに結婚をして、出産をしました。
今も、何年後にはどういう生活をしていたいか、
夫、子供、自分の親族とはどういう関係を築いていたいかを考えています。
曖昧でもいいので目指したいもの、最低でもクリアしたい目標を定めて、
その達成に必要なお金、行動、目標へのスピード感などを計算しています」

岡山さんは実際には、考えた通りに上手くいかなくても、
問題解決しながら目標を目指すことが大事だと語ります。

自分に起こり得るあらゆるイベントを想像し、その一つひとつへの対応を考えている田村さん。
近い未来のゴールを設定して、叶えたい目標から逆算して今すべき行動を決めている岡山さん。
別々のアプローチではあるものの、どちらにも共通するのは「自ら選んでいく」という点でした。

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就活生の時の考え ―働く女性のリアルボイス特集(2)後編

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