なぜ『考えられる人材』が求められるのか  ―人事が見ているのは、どこ?(12)

「企業が欲しいのは『考えられる人材』である」
面接では、論理的に自分の考えを述べることができるか、がひとつの重要なポイントになります。
それは、「考えられる人材」か否かを見るためです。
最近は特に、「自分で」考えられるかどうかということが重視されています。

なぜ今、これまで以上に「自分で考えられる人材」が求められているのでしょうか。

■シンプルな事実 ~「社会人は成果を求められる」

学生の頃は、「結果」と同時に「過程」が求められます。
たとえ思うような結果を出せなくても、
最後まで、諦めずに取り組んだという、その姿勢が評価されます。

しかし、社会人はそうはいきません。
会社は、売り上げいう成果を上げなければ存続していけません。
「どのようにすれば、結果を手に入れることができるのか」が求められます。

「できることをする」のではなく、
「目標を達成する」ためには、どのように動けばよいのかなど、
「考えること」が非常に求められます。

■作れば(提案すれば)売れる時代は終わった

「考えられる人材」が求められる理由はもう一つあります。
それは、産業水準・生活水準の向上によるものです。

今から数十年前、高度経済成長の頃は、携帯電話も、
高性能の家電も、パソコンも、廉価でありながら細やかなサービスも、
まだ一般的ではありませんでした。
しかし、現代は「無いもの」を探す方が大変なほど、物質的に豊かになっています。
 
それゆえに、これからは足りないものを補うのではなく、
充足した中でさらに「ほしい」と感じさせるためのプラスアルファを考えなくてはなりません。

競争が激化する世の中で、採用面接者は、就活生が、
自社を更なる成長へ導く存在になれるかどうか、という視点で見ています。

■組織自体が成長を維持していくために「考える力」が求められている

競争が激化する世の中で、ニーズや課題は常に移り変わっていきます。
その中で、組織として利益を生み出し続けるためには、高い目標を掲げ続け、
それを達成し続けて、成長を維持していかなくてはいけません。
そのためには、組織自体が「考えられる組織」である必要があります。

厳しい現実ですが、「言われたことをやっていれば大丈夫」
「昨日までの成功方法が明日以降も続いていく」という時代ではないのです。
組織も人も、これまで以上に、頭を使って考え、考え抜くことが求められます。

■好きなこと・興味のあることであれば、苦にならない?

ここまで強い論調で書きましたが、
最後にちょっと「らしく就活」ならではのコメントで締めたいと思います。

「考え続ける」「考え抜く」…
こう聞くと、「仕事って、やっぱり大変だ!」と尻込みしてしまう人もいるかもしれません。

それでも、ちょっと焦りと恐怖心を脇に置いて、考えてみましょう。

仕事の内容や扱っている商品やサービスが、好きなことや自分の興味のあることに直結するものであれば、
考えること、頭を振る回転させること、知恵を働かせることも、
さほど負担にならないのではないでしょうか。

むしろ、仕事の時間で、お給料をもらいながら没頭して、
時間や組織のリソース(資源)を活用できたら、それは大変どころか、
むしろ幸せなことかもしれません。

私たちが「らしく就活」を推奨する理由はこんなところにもあります。
考えても考えても苦にならないことを仕事にする――
そんな「らしく就活」を実現してみませんか。 

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