二次面接の目的  ―人事が見ているのは、どこ?(9)

留学経験や語学力、またはサークルでの活動、アルバイトなど、
自分の持つ経験をアピールする就活生はたくさんいます。
それ自体は決して間違いではありませんが、
スキルや経験だけでは二次面接以降は突破できません。

では、二次面接以降では面接者は何を知りたい、訊きたいと思っていて、
そのためには何をアピールしたらよいのかについて、考えていきます。

■経験そのものを伝えるだけでは、意味がない

自己アピールのポイントは、実は経験そのものではありません。
経験はあくまでも自分の強みを「実証するための道具」として、アピールするのが鉄則です。

「私はサークルの幹事長を努めていました」と言っても、
そのような就活生は山ほどいます。

それよりは
「私はチームをまとめるのが得意です。なぜならばサークルの幹事長を努めていたときに~」
と、経験を自分の強みの証として伝えましょう。

■経験から何を学んだかを伝える

経験は、自分の強みを実証する以外にも、そこから何を得たのか、
いわゆる成長をアピールする際にも有効に使えます。

たとえ失敗例であっても、「そこから自分には何が足りないのか」、
「今後はどうするべきなのか」を導き出し、説明することができれば良いのです。

■アピールする「能力」「らしさ」が企業の求めているものとずれていないかを考える

例えば、就職活動をしていると、
「TOEIC●●点以上でないと話にならない」という話を聞くことがあります。
そのため、「語学力はどの会社でも評価される能力だ」と思い込んでいる就活生も中にはいます。

しかし、実際には語学力を求めている企業ばかりではありません。
語学力を重視していない企業にアピールする必要はないのです。

もしアピールするなら、「日々地道な学習を続けることで、粘り強さが身に付きました」など、
付随する経験から得た別の能力をアピールする方が効果的です。

■ビジネスに活かせる能力が複数備わっているか

一次面接では、基本的なマナーや、コミュニケーション力を見ますが、
二次面接では一次面接で得た以上の情報を、面接者は知りたがっています。

ビジネスパーソンとして会社に貢献できる資質があるのか、
二次面接ではより深く見られていると考え、臨みましょう。

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最終面接の目的①  ―人事が見ているのは、どこ?(10)