面接官に訊く!第一印象でプラスを稼ぐには(後編) ―人事が見ているのは、どこ?(8)

前回は就活生の挨拶についてお伝えしましたが
今回は第一印象を大きく左右する、聴き方を見ていきましょう。

■“学生言葉”は使わない

話し方についての最大のポイントは、“学生言葉”を使わないこと。
「わたくし的には」「よろしかったでしょうか」「なるほどですね」・・・
こういった就活生によくある社会人風の言い回しは、
ビジネスパーソンにとって“耳障り”となり、
マイナスの印象につながってしまいがちです。

当然ですが、友人や知り合いと話しているわけではないので、
最初から最後まで、適切な敬語、丁寧な言葉づかいを
崩さないことを忘れないようにしましょう。

上記のような“学生言葉”と並んで、よく耳にするのが、
「〇〇の方(ほう)」という言葉づかいです。
丁寧にしたいという思いから、ついつい「方(ほう)」をつけてしまいがちですが、
これは正しくはない日本語です。

また、「〇〇ですが・・・」と語尾を濁らせるのも、好ましくありません。
言い切りましょう。

「履歴書の方を提出したいのですが・・・」は、
「履歴書を提出したいのですが、よろしいでしょうか」。

「面接の日程の方を確認したいのですが・・・」は、
「面接の日程を確認させていただきたく思います」。

強い印象に思われるかもしれませんが、これが正しい日本語の言葉づかいです。

■全力で聴く

次に話の聴き方です。
説明会や面接など、人事担当者や採用担当者が伝える機会は多いものです。
話し手も聞き手である就活生が
全力で聴いてくれると嬉しいというのが本音です。

話を聴こうとするのが伝わる姿勢・・・
具体的には軽く前傾して、適度なうなずきやあいづち、
熱のこもったアイコンタクトなどがあると、話し手もついつい熱が入ります。

■プラスのスタートができる第一印象に

学生時代の友達づきあいでよくある
「あいつ、最初はぶっきらぼうで嫌なヤツだと思ったけど、
付き合ってみたら案外いいヤツだった」というような状況は、
一期一会のビジネスシーンではありえません。

そもそも人間は第一印象に左右されがちです。
マイナスのスタートを、プラスに転じるのは容易なことでありません。
逆に言えば、最初の印象を良くしておくだけで、
その後の物事がスムーズに運びやすいということになるのです。

これは就活だけでなく、社会に出て、ビジネスパーソンとして
活躍する際にも大切なポイントです。
今日から意識してみてくださいね。

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二次面接の目的  ―人事が見ているのは、どこ?(9)