知らないうちに就職活動が始まる ー自分らしく働く(1)
「就活」と言う言葉は、大学3年生くらいから、にわかに現実味を帯びてきます。
周りの友達が「インターンに行った」とSNSに書いていたり、
学校から「とりあえず○○ナビと△△ナビには登録をするように!」と促されたり。
「働く」ということをきちんと考える機会もないまま、
周りからのなんとなくのプレッシャーや雰囲気に押されて、慌てて、
「就職活動・・・! 何かしなければいけない!」と焦る方も少なくないでしょう。
そうして、よくわからないまま、とりあえず履歴書を提出してみる。
やがて、インターン落選の連絡が届いたり、書類選考に落ちたりして、
「あれ、就職活動って、思っていたよりも、なんだか厳しい・・・」と思い始めます。
そんな中、徐々にではあるけれど、心にささやきが生まれます。
「みんなが知っているような有名な会社には入れないのかな」
「学歴による優位差ってあるのかな」
「こういう時にツテやコネがあればいいのにな」
ささやきは後悔と嘆きに変わります。
「就活、もっと早く準備しておけばよかった!」
「自己分析をもっと真面目にやっておけばよかった!」
「もう大手は入れそうにない」
「今更、憧れの業界なんて目指せない」・・・
ここまで分かりやすい極端な展開はなかなかないにしても、
就職活動に励んでいる学生さんのお話しを聞くと、多かれ少なかれ、
こういった心のざわざわがあるようです。
でも、就職活動って、本当にこんな、
心がひりひりするようなものばかりでしょうか?
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