質問⑩ 面接で短所を聞かれたときの対処法を教えてください ―社会人になった「今」だから聞けること、聞いてみました(11)

今回は、面接の対処法をお伝えします。

<採用担当者への質問⑩>
面接で短所を聞かれたときの対処法を教えてください。

<採用担当者の回答⑩>
面接者が面接で就活生の短所を聞くときの意図は、
客観的な自己理解のレベルを見るためです。

選考される就活生の立場としては、
短所=(イコール)自分のマイナス面を話すことは面接に有益でないと
考えがちですが、そうではありません。

短所も「自ら気付いたこと」だけでなく、
「自分では気づかないでいたが、他者から指摘されて認識したこと」もあるはずです。

スタートは異なっていても、素直に認めているかどうか、どのように問題意識を持っているのか、
そして、その組織・企業にとって許容の範囲かどうかを判断するわけです。

「短所」というのは今後、がんばったら、身に付けることができるスキルではありません。
どちらかというと人の性格に近い部分が大きいでしょう。
役割認識や経験によって「性格」ではなく、「仕事で求められる行動レベル」に
変えることができるかどうかの判断のために短所を訊きます。

<短所の例>
 『「せっかち」とよく言われます。』
   → 〇スピードを求められる仕事に対する抵抗は少ないかもしれない
   → ×そそっかしく、一定量のミスはするかもしれない
       →仕事の着手の仕方や最終チェックを指導すれば、熟達によって防げる
        ようになるかどうかか鍵。

また、長く続けている習い事についてや教わる立場での経験を訊いて、
『教わる姿勢』が真摯であれば、短所も許容の範囲とする、等です。

誰しも短所はあり、基本的には素直に答えたほうがプラスです。
短所の改善の努力などを付け加える就活生もいますが、
正直、そこは端的に表現してほしい、と思います。

逆に短所の改善の努力の部分が長いとマイナスです。
短所について聞いているのに質問の意図を理解できていないと捉えられてしまいます。

内容について深く知りたい場合は面接者から訊きます。
またそれはESの短所を書く欄でも同様です。