敵を知る即ち己の武器を知る ―面接に備えよう! ~自分らしさをPRしよう(2)

「最近は、ずれた回答をする就活生が多い」
先日、ある企業の採用面接者にお話を伺ったときに、このような言葉を聞きました。

採用面接者の質問に対して、どこかずれた答えが返ってくるというのです。
これはなぜでしょうか。

■企業の持つ「らしく」と自分の「らしく」の重なりを探す

「ずれた回答」とは、相手が求めるものと自分の答えがマッチしていない、ということです。
その原因は、準備不足にあります。

企業または部署によって求める人材は実に多様なため、
就活本に書かれている回答例を繰り返すだけではだめです。
まずは、どのような人材をその企業は求めていて、
自分の中でそれに該当する能力は何かを探るところから始めてください。

また、その企業の持つ「らしく」と自身の持つ「らしく」を比較し、
重なる部分はどこかを考えてみることも大切です。

経験を語ること自体が重要なのでなく、
経験から得たものが志望する企業にどのように役に立つのかを伝えましょう。

■OB・OG訪問をしてみよう

志望する企業を研究するにあたっては、月並みですが、
まずは業界研究を行い、それから同じ業界内での企業比較を行います。

また、もし志望する企業にOBやOGがいるなら、訪問をすることをお勧めします。
実際に社内にいるOB・OGと話すことで、その企業が求める人材が明確になってくる場合があります。 

OB・OGでも20代中盤までの年の若い方は、就活生に近い目線を持っているので、
就活生ならではの悩みも理解してくれるでしょう。
より深い社内の情報を知りたければ、
職場のリーダー的存在である30代のOB・OGに当たってみるのがおすすめです。

志望する企業と繋がりがないようであれば、同業他社のOB・OGを訪問し、
そのときにさりげなく志望企業の評判なども訊くとよいでしょう。
また、OB・OGがいなくても、ダメ元で企業に問い合わせてみる手もあります。

どれだけ自分に自信があっても、的外れな回答ではマイナスになってしまいます。
志望する企業がどのような人材を求めているのか、
またその企業の持つ「らしく」とはどのようなものなのかを研修したうえで、
相手の訊きたい内容を伝えることが大切です。

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