らしくインタビュー⑦インタビューをする相手について、予備知識は必要?

こんにちは。らしくの小泉です。
らしくについてのインタビュー、第7回目です。

※ちなみに、前回のインタビューは<こちら>

今回のインタビューでは、渡辺さんのインタビュー方法について、
以前から気になっていたことを尋ねてみました。

――インタビューをする相手については、どれくらい調べてから取材に臨むんですか?
(以下、青い文字がインタビュアーの小泉、黒い文字が渡辺さんの発言です)

実は、基本的には事前の調査は一切しません。
多くの場合、名前すら知らない方と、「はじめまして」で名刺を交換して、
「この名字は何てお読みするんですか?」というところからインタビューをスタートしています。

――そうなんですね! それは全員に対して同じなんですか?

相手が経営者の方だとわかっている場合には、
もちろん、その会社のHPに目を通しておくことはあります。
その会社についての予備知識がないと失礼になる場合もありますからね。

でも、会社のことを調べている段階で、
社長さんご自身の声やインタビュー記事を見つけてしまった時は、
「取材させていただく私自身にバイアスや思い込みが入ってしまうから、見ないようにしよう」
と思いつつ、「でも一応、目を通しておこうかな」とか言って、
薄目で記事を見ちゃったりすることが多いですね(笑)。

――何もバイアスのかかっていない状態からインタビューを始める、と。
どんなことを意識しながら話を進めていくんでしょうか?

名刺交換から始めて、だいたいいつもそのまま、ぶっ通しで1時間、
じっくりその方のお話をお聞きするんですけど、
インタビュアーとして気をつけているのは
「何を言われても絶対に驚かない、動じない」ということです。

相手が、今まで誰にも打ち明けてこなかったことを初めて語ろうとした時に、
私が大袈裟に反応してしまうことで、
「あぁ、やっぱり、この人にはちょっと本音は話せないな」
と思われたらそれでアウトですからね。

「実は私…」といろいろな秘密を打ち明けてくださることも多いので、
「あらぁ、そうですか」と受け止められるように心がけています。

――あらぁ、そうですか!

あとは、インタビューという1時間のライブの中では、
「この人は絶対価値がある」っていうことを前提に、
それをどうやって見つけようと考えながら話をしています。

「会社の人もまだ知らないこの人の“魅力”を引き出したい」
という高い熱量で話をどんどん掘り下げていくと、面白いことに、それが出てくるんですよ。

その人のインタビュー記事が出来上がって、人事の担当の方や経営層の方から、
「アイツに、こういう一面があるなんて知らなかった」って言われたら、
嬉しくて嬉しくて震えちゃいます。

――たしかに、そういう声は嬉しいですね!

一方で、取材相手が社長さんだと、人前で話をする機会も多くていらっしゃるので、
「この話、実はまだ誰にもしたことないんですよ」というのを聞き出すのは難しいんです。

たとえ、私が「うまく聞き出せた!」と思ったことも、
調べてみたらすでに別のところで語られていたりして。
そういった意味では、その方の著書があるようであれば
事前に読んでおいた方がいいと思うんですけど、
それを読んでしまうと逆にそれ以外のことを一生懸命聞こうとしちゃうので。

なるべく読んでくださる方が、自然に「へー、そうなんだ」と読み進めてもらえるように…、
私自身がストンと、無垢な状態で聞きたいことを聞けるように心がけています。

――そういうところを心掛けているんですね。ありがとうございました!
次回はマッチングサイトについてのお話に入っていきたいと思います。

次回のインタビューは<こちら>